Windows10の中にWindows2000を入れるバーチャルPC

KW社から、社長のパソコンからサーバの基幹システムに繋がらない、という連絡がありました。
この会社は2000年ころ開発したシステムをそのまま使われているので、その頃の環境でしか動きません。サーバはWindows2000サーバのままです。

最新WindowsでWindows2000用ソフトを使用

しかし端末パソコンはWindows2000を使い続ける訳にはいきません。
そこで最新のWindows7や10等を使いつつ、その中にWindows2000エリアを作成してサーバアプリケーションを稼働する時のみWindows2000窓(Windows)として使います。

Windows2000系ネットワークはセキュリティのため完全クローズシステムとして、ネットには繋がっていません。プリンターなども違うアドレス層で共有しています。

今回のトラブルはWindows7(10)の中のWindows2000の入れ物に異常が発生したことにあります。ところがこの入れ物をインストールし直すのに、最初にインストールした時のCDが無いと出来ないのが発覚しました。そんなCDどれを使ったか分かりません。

インストールした時のCDからしかアンインストールができないソフトに注意

最悪Windowsから入れ直さないといけません。こんな独りよがりの仕掛けは止めて欲しいものです。

何とか無事解決させましたが、もともとのバーチャルWindows環境の設定も、このトラブル解消もかなり難易度の高く時間のかかる作業でした。

付記 2000年頃購入したソフトがまだ使われています。内容的には問題ないが次期OS対応してなくてWindows2013サーバーで使おうとするとソフトのバージョンアップにまた百万円単位でお金かかります。

そこでクローズドシステムにしてサーバは2000サーバーを使い、端末には最新Windows機を使いバーチャルPCを入れるという使い方をお薦めしています。

複合機などは共有で使いますが、それぞれ別のネットワーク階層(セグメント)から使い、インターネットからの不正侵入やウィルスの影響を受けないようにしておきます。パソコンは一台の中にネット系と旧基幹系と別のアドレス層を持たせます。

 

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