
USBメモリーのファイルが読めない!
USBメモリーが読めないトラブルには2つのパターンがあります
- ファイル形式が違うとかで特定のファイルが読めない
- 「フォーマットしろ」とメッセージが出て全部読めない
ファイル形式、拡張子が違って開けない・・メッセージ
拡張子が間違っている訳ないので、ファイル形式が違うということになりますが、これはファイルが壊れているということです。消えたファイルの復旧は可能性ありますが、壊れているものは難しいのです。
USBメモリーに書き込み途中に抜いた場合はまず不可能です。
実際に多いのは、中味を全く表示しないで「フォーマットしますか」というメッセージが出る時
絶対にフォーマットしてはいけません。
レスキューツールを使って、トラックを強制的に読み出せばそれなりには復旧できます。
USBメモリーのデータ消したらゴミ箱には行かない
USBメモリーのファイルを間違って削除してしまった時、ゴミ箱探してもそこには行ってません。
ドラッグ&ドロップでコピーしたつもりが移動操作して原本からは消えてしまったというケースもよくあります。
USBメモリーデータ消えた、壊れた、認識しない なぜ起こる
USBメモリーに書き込まれる時、CD-RやMO、MD、ZipなどのDisk媒体の時と同じように、最後にINDEXの再構築が行われます。
書込み中、コピー中にバーグラフの進行インジケータが表記されますが、100%まで行っても、実際の書込み作業はまだ行われていることもあります。
そのタイミングで無理やり抜くと、データ読めない・消えた、認識しない等、なってしまいます。CDやMO装置の場合は完了まで蓋が開かないのでトラブルにはなりませんが、USBメモリーは引き抜けてしまいます。
USBメモリーは抜いてはいけない
抜くには決まった手順があります
右下のタスクトレイからUSBのアイコンをクリックして「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」操作をします。
または、リムーバブルの装置のところで右クリック、[取り出し] を選択します。
必ず、いずれかの操作してから抜いて下さい。
USBメモリー消えた、壊れた、認識しない、復旧には専用ソフト
- 消えたファイルを表示させて選択、復旧さす
- 壊れたファイルを選択して→復旧さす
- 読めない「フォーマットして下さい」状態をトラックを強制的に読み込む
これらの機能を使い復旧させます。概ねどのソフトでも同じような機能です。
トラブル起こったら上書き、フォーマットは絶対しない
ソフトで復旧する際に大切なのは、上書きをしないということです。インデックスが書き換わってしまうと復旧できなくなります。
USBメモリーの利用は情報セキュリティ上大問題
ここに直接関係ありませんが、USBメモリーは
- 落としたり無くしたりしやすい
- 情報の漏えいの危険性
- ウィルスの感染経路になる
など、本来、使用を制限すべきものです。退社して自宅からも仕事の続きをしたいという場合は、リモートデスクトップなどを使うようにしましょう。