
ソフトが突然終了?
クライアントのAS社から販売管理「商魂」を使っていると突然システムが終わってしまう・・・とレスキューコールがありました。
調べてみますと、数台のうち一台が確かに使っているうちに強制終了のようになり、デスクトップ画面になります。サーバには異常なく端末パソコンにも一見問題なさそう。
まず検討する可能性として
- 商魂のクライアントモジュールの異常
- パソコンの電源電圧変動(瞬断)
- メモリー不足、メモリー異常
- パソコンCPU冷却異常・・だとしてもシステム全体が落ちる
- 常駐ソフトとのシステム内での競合
どうもハード的なトラブルっぽいですが、それなら商魂の起動関係なく発生するはずです。
気持ちとして1の商魂端末ソフトの異常か5のアドレス内競合か結論したくなります。
こういう現象は非常にやっかいです。プロの目からも何がなんだか分かりません。
いろいろやっているうちに、C:ドライブが30GBしかなく、しかも満杯になっているのに気づきました。
このマシンは販売時から300GBのハードディスクをC:30GB D:270GBに割り振られています。
特にデータベース関係のソフトでは処理を高速化するためメモリー上にテーブルやデータインデックスを展開して処理します。それだけでは足らないのでハードディスク上にワークエリアを取ってそこに展開します。
その容量は予め予約されているのです(画像はWindows8.1)
それ以外でも
C:ドライブはシステムにワーク利用され、残が極小になるといろんな支障がでます。
問題はではD:の空を回してC:を増やせばいいのですがちょっと操作でできることではないのです。不要ソフトを消したりしても大して増えません。
今回c:を無事増やして問題は解決しました。
商魂のようにSQLサーバを使うようなソフトはディスク上の仮想メモリーを大量に使います。途中で足らなくなってシステムが落ちたと思われます。
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